会員の皆様
アッサラームアライクム
2月のムスリマ(女性のイスラーム教徒)の集いを以下の通り開催します。
場所は代々木となります。
勉強会では、聖クルアーン第20章/ター・ハー章を、引きつづき学びます。
日常の忙しさの中にもクルアーンを学ぶ時間を持ちませんか。
また日頃疑問に思うことなども先生に質問できるよい機会です。
お誘い合わせの上どうぞお気軽に参加ください。
◆日時:2月18日(土)13:30~16:00
* 柏原先生による聖クルアーン勉強会
◆場所:日本ムスリム協会 代々木事務所
(渋谷区代々木2-26-5、バロール代々木1004
* 小田急線 南新宿駅徒歩2分
* JR線&都営大江戸線 代々木駅徒歩約7分
◆内容 「日亜対訳注解 聖クルアーン」より
20.ター・ハー章
章の説明
本章の名は,冒頭にある神秘的な省略語ター・ハーにちなんで,名付けられる。
これは初期の伝説では「おお人間よ」の呼びかけだとされる。本章は第2代のカリフであるオマルの入信の奇縁となったことで知られる。かれは当時クライシュ族の中でも,イスラームの最強の敵,迫害者であった。かれは聖預言者を殺害する意図をもって出かけたが,たまたま途中で妹ファーティマの家に立ち寄り,かの女が本章を読誦しているのを聞いて,いたく感激し直ちにイスラームに入信した。かれは強力な支持者の1人となった。このオマルの入信は布教後の5年のことであったから,本章の啓示の年代もそのころであろう。
内容の概説
第1-8節,この啓示(クルアーン)は災難の場合の ためのものではなく,最も慈悲深い方アッラーからの有り難い御情けの賜物である。第9-36節,ムーサーは預言者としてどのようにして選ばれ,その兄弟のハールーンと共に如何にフィルアウンへの伝道に立ち向かったか。第36-76節,ムーダーの母は,幼児のかれを川に捨てるところを如何に導かれたか。またフィルアウンに説教しアッラーの栄光を宣揚するためにフィルアウンの家において,アッラーの監視の下で如何にかれは育てられたかを見よ。第77-104節,ムーサーはかれの民(イスラエル)を導くために如何に命じられ,かれらの反逆を如何に押さえたか。またサーミリーによってその精神が如何に覚乱されたか。第105-135節,審判の日においてアッラーの真理は顕現され個人の責任が強く問われる。だから人間は,アーダムの敵,悪魔に対し自分を守り虚しい事物に心を奪われることなく,礼拝を捧げ唱念し自分を清めてアッラーの思召しを持つべきである。
◆連絡先
(宗)日本ムスリム協会 事務局
電話:03-6277-3561
メール:jma_at_ac.auone-net.jp (_at_を@に変更して下さい)