聖典の民に対してはムスリムからの挨拶は控えること、
また、彼等に挨拶された場合の応答について

3巻 P.235-237


アナス・ビン・マーリクは伝えている
アナスは伝えている
イブン・ウマルは伝えている
前述のハディースはイブン・ウマルを根拠とし、言葉に僅少の相違をもって他の伝承者経路でも伝えられている。

アーイシャは伝えている
前述のハディースは別伝承者経路でも伝えられているが、その中でアッラーのみ使いは「私は既に“アライクム”と言った」と述べられているが“ワ・アライクム”の“ワ”は述べられてはいない。

アーイシャは伝えている
前述同様のハディースは他にも伝えられている。
(それには)アーイシャは彼等の意図を理解し、彼等をののしった。
するとアッラーのみ使いは「これ、アーイシャ、まこと、アッラーは忌まわしき言葉や不潔な言葉は好まれない」と申された(と述べられている)
なお伝承者は「至高偉大なるアッラーは「また彼等があなたの許に来た時、アッラーがあなたに対して決して挨拶されなかった言葉(死を意味する呪いの言葉など)で」(クルアーン第58章8節)からその章の最後まで啓示されたと」いう言葉を付加している。

ジャービル・ビン・アブドッラーは伝えている
アブー・フライラは伝えている
前述のハディースは言葉に僅少の相違をもち他の別の伝承者経路で伝えられている。
一つには「あなた方がユダヤ人達に会った時」とあり、また別のものには“聖典の民に(会った時は)”と述べられ、別のでは「あなた方が彼等に会った時は」と述べられている。
だが“多神教徒”とは誰一人として述べてはいない。